【全5話・第4話】まさかの職場バレ!?秘密結社が崩壊する5秒前
「……タカ先輩? それに、鬼頭課長……ですよね……?」 後輩のゆいの声が、静まり返ったライブ会場の駐車場にむなしく響き渡った。マジで終わった。俺の社畜人生...
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「……タカ先輩? それに、鬼頭課長……ですよね……?」 後輩のゆいの声が、静まり返ったライブ会場の駐車場にむなしく響き渡った。マジで終わった。俺の社畜人生...
「……おいタカ、次の週末の追加公演、当然行くんだろうな?」会議室のドアを閉めた瞬間、鬼頭課長が鋭い眼光でそう切り出してきた。 普段の「売上目標未達だぞ」の...
死んだ。完全に終わった。 翌朝、会社に着くやいなや、鬼頭課長から「タカ、ちょっと会議室へ来い」と低音ボイスで呼び出された。昨日の駅のホームで、俺の「メテオ...
人生で最も心臓が止まるかと思った瞬間は、推しの限定缶バッジを電車内で撒き散らした時だと思う。 改めましてどうも、しがないIT企業勤務の30代独身男「タカ」...
レンのスマホ画面に映し出されていたのは、ルナ・シーカーズの公式アカウントの裏管理画面と、未発表の新曲デモファイルだった。 「私、実は……ボーカルのハルキの...
レンさんが落としたのは、市販されていないはずの『ルナ・シーカーズ』最初期限定ペンダントだった。 「えっ……これって、関係者か結成当初の数人にしか配られてな...
SNSの画面を何度リロードしても、レンさんらしきアカウントは見つからなかった。 「はぁ……やっぱり、あの夢みたいな時間は幻だったのかな」 終演後の人ごみで...
命より大事な限定ラバストを拾ってくれたのは、まるでモデルみたいな超絶美形だった。 「これ、落としましたよ」って声をかけられた瞬間、俺の脳内フリーズ。缶バッ...
人生で一番気合いを入れた痛バッグが、まさかあんな悲劇を生むなんてこの時の俺は知る由もなかった。 俺の名前はタカ。推し活歴5年、愛してやまない爆音系ロックバ...
開演まであと15分、アスカちゃんのスマホ死亡で完全詰み……と思いきや、俺の痛バには奇跡が仕込まれていた。 「部長!アスカちゃん!これ使ってください!」 俺...